皆様、こんにちは。

福岡県旅館ホテル生活衛生同業組合のホームページへアクセスしていただきありがとうございます。当組合は福岡県内の300件を超える旅館やホテルの営業者が組合員として構成している組織です。
そして私は、2014年5月（平成26年）から、先輩・同輩方のご推挙により、当組合の理事長という重責を担い、現在4期目を走っております。

　一昨年（2020年）に発症した新型コロナウイルス感染症は、世界的な拡大を見せるとともに、幾度となく変異し大きな感染の波を繰り返しています。この対策に対し福岡県においても緊急事態宣言やまん延防止等重点措置、福岡コロナ警報等が適用されるなど、宿泊業界においても大きな影響受けて続けてきました。2021年末、ワクチン接種により落ち着くかに思えましたが、またもやオミクロン株の感染力の強さにより第6波の猛威を見せています。

さて、当組合のご紹介ですが、我々は福岡県内でシティホテルやビジネスホテル、温泉旅館に割烹旅館、小さな旅館から巨大な施設等々、同じ宿泊施設といえども、その利用用途や営業形態は様々であり、当組合はその集合体です。
　昨今は、新型コロナウイルス感染症の影響により大変厳しい状態にありますが、我々は観光拠点や観光資源そのものという立場として今、日本政府が掲げる観光立国の中心的な役割の担い手であると自負いたしております。これまでは、東京オリンピック2020招致の際の重要なキーワードとしてお茶の間に広がった「おもてなし」の追求や新型コロナウイルス感染症拡大以前のインバウンドがもたらす海外旅行者の引受け拡大による経済効果の向上などの実績があります。

　今後とも「おもてなし」の向上のためにも、インバウンドによる経済効果の翼を担うために、現場でおこる様々な事象の情報を組合員同士で共有する場として有効に機能する組合であるべく活動しています。

　また多くの皆様が観光を楽しめない現状を打破するために、アフターコロナの新しい観光のあり方に、当業界特有の問題も山積していますが、組合員が団結して行政等の関連機関とも連携を図り、観光振興の一助となれるよう努力してまいります。
　そして、福岡県という地元は元より、九州一円、日本全国、さらには世界中へと福岡県の魅力の発信に努めつつ、中心部だけではなく福岡県内津々浦々まで、交流していただける仕組みづくりが当組合の責務だと認識し、地域活性化に尽力していきますので、より一層の皆様のご理解とご支援を賜りますよう、お願いして挨拶に変えさせていただきます。

福岡県旅館ホテル生活衛生同業組合 理事長
井上 善博

（全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会 会長）
（原鶴温泉 ほどあいの宿 六峰舘 代表取締役）